友人のお父さんが連れられてカットに来た。

ドロップアウトして、別荘を買ってこれから大好きなカイトサーフィンをして老後を過ごすつもりが、急に痴ほう症に・・・
ヤテの店に名前を頂いた方です。

友人が連れてくる。
親の面倒を見ながら友人は精神をすり減らしながら生きている。
どこにでもある話。
でも、面倒を見てるのは、友人がお父さんの背中を見てきた証拠でもある。
それはお父さんが通って来た道ともいえる。
それを友人にきちんを教えたかだと思う。

通ってきた道は決して楽な道ではないと思うが、しっかりと親の教えを守ってる君がいる。

でも、もうすぐ通って来た道から離れて「通る道」になる。もしかしたらもうなってるのかも知れない。
その道は何が有るか判らないし不安も多いだろう。

登りかも知れないし下りかもしれない。
振り返り私のように思い出の中にしばらく滞在するのもいいし、後悔しながら登るのもいい。
でももう君の先には道が無いから自分で道を示さないといけない。
親の歩いた道で学び、自分の行く道を示す。
ああ・・人生てもっと素晴らしい物じゃないかと本当に思う今日この頃のヤテであった。